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【レビュー】『10万円から始めて資産を200倍にする小型成長株投資』(長田淳司)

おぅ、株野郎だ。みんな元気かい?
今日は『10万円から始めて資産を200倍にする小型成長株投資』(長田淳司著)について書いていくぜ!

10万円から始めて資産を200倍にする小型成長株投資

著者について

・サラリーマン投資家を支援する投資家
・一橋大学を卒業後、某金融機関に勤務。
・自身もサラリーマン投資家として株式投資を継続中
・リーマンショック期に損失が300万円まで膨らむ
・投資スタイルを確立後、300→7000万円
・投資セミナーやオンラインサロンを主宰

長田淳司氏(じゅんじー)はサラリーマン投資家だから、おれたちサラリーマンが真似するべき人だよな。一橋卒だったり金融機関で働いていたり、ちょっとハイスペック過ぎるが・・

そんなじゅんじーも「これまでは失敗ばかりの投資法」「大きな損を出すのは日常茶飯事」って言ってるぐらいだから、株で勝つってのは簡単なことじゃねぇんだなと思ったよ。

本の中では、投資実績をありのまま公開するなど、誠実な人なんだろうなという印象を受けた。

投資手法

本のタイトルにあるように「小型成長株」に中長期で投資する手法。じゅんじー的に言うと「将来的に継続的に成長が見込まれる銘柄の中で、将来の価値に対して割安に株価が付けられている銘柄を探し出し、長期間保有することで、会社の成長による株価の大幅な上昇を享受する投資手法」だ。

じゅんじー流成長株銘柄を探す5つの条件がこれ。
①オーナー企業であること
②上場10年未満であること
③ビジネスモデルがユニーク
④時価総額300億円未満の企業
⑤増収増益を続けている

前回記事の遠さんの選定基準とけっこう被っている。別の人が同じような条件を言ってくれると、迷いが減って確信が深まるのでこちらとしてはありがたい。

遠さんは1銘柄、じゅんじーは5〜10銘柄保有という違いがあるけど、じゅんじーも「ある程度投資の経験を重ねたら、今度は好きな銘柄を1銘柄選んで、徹底的にその会社のことを調べてみてください。」と言っているので、根本的な考え方は同じなんだと思った。

個人的には、いろいろ調べたからにはやっぱりあれもこれも買ってみたいから、じゅんじー寄りかもしれん。ただ、「人並外れたパフォーマンスを出すためには、2〜3銘柄に絞り込んで投資する必要があります。」ってことだから、5〜10を徐々に絞り込んでいくのがいいのかな。

買ったあとは、前提条件が変われば売り。ちなみにじゅんじーは買うときや売るときに同じ銘柄でも分割して投資するらしい。将来、200株以上買うときがきたら実践してみるか。

その他投資知識

財務諸表

じゅんじーは投資判断のバランスを「オーナーのチェックを2割、財務諸表を6割、そのほかの要素を2割」と考えており、財務諸表を重要視している。それもあって財務諸表(損益計算書・貸借対照表)の見るべきポイントを実例を使って丁寧に説明している。

財務諸表が一番大切って言われるとウゲーってなるけど、自分たちが目指すべき二流投資家であれば「そこまで難しい知識は不要」とのことだから一安心(?)だ。投資判断のときの重要度は「損益計算書>貸借対照表」。損益計算書でおれたちが一番気になる利益の様子が分かるからな。

経験則

ところどころ、長年経験していないと得られない知識や感情面について書いていて、これがすげぇ参考になるなと思った。

●結果的に上昇する銘柄でもその過程で1〜2年程度横ばいでウロウロする
●企業の成長が確実に外部に現れるようになるのは3ヶ月〜半年では足りず、時によっては2年も3年も株価が横ばい、レンジ圏で推移することはよくあります。
→買ったあとに株価が上がらないと、「あれ、なんか違ったかな」と思っちまいそうだけど、信じて買った銘柄は辛抱強く持ち続けることが必要なんだな。

●買いにくいチャートを示しているのが成長株の特徴
●安くなったところを買うというスタンスではなかなか買えない
→成長してる株って株価が上がってきてるから、買ったあとにドンと下がるんじゃないかと心配になるけど、これという銘柄はエイヤでいく判断も必要ってことか。

●成長株投資は様々な感情に打ち勝って成功する
 ーいきなり元本割れする
 ー上がったと思ったら下がってショック
 ー投資をしても、投資をしても増えない
 ー急に上昇して売りたくなる
→投資で結果を出している人もこういう感情と戦っているかと思うとちょっと安心する笑

感想

最初に読んでいて率直に思ったのは、前置きがなげぇなと笑。具体的にどういう投資手法なんだろかと思いながら読んでいたのだが、上に書いた5つの条件が出てくるのが100ページ過ぎて(後半になって)からだ。

前半は株式投資すべき理由や投資家としての心構え的な内容だ。ここにページを多く使ったってことは、確信を持って投資を続けることや途中で撤退しないことがそれだけ大事ってことなんだろうな。

よくよく読み返したら、「負けない投資家、粘り強くあきらめの悪い投資家」を目指すべしと書いてたわ。凡人=二流投資家=泥臭く勝ちを拾っていこうぜってことで理解した。そういうのはキライじゃないゼ。